桜ノ姉
2009-04-06


居間で茶を飲みながらテレビを見てたら、姉が花見から帰ってきました。

姉 「ただいま〜 すごい混んでたよ〜」
私 「お帰り。 あれ、スーツ?」
姉 「うん、会社の同僚と一緒だったからね」

  桜色のワンピーススーツ、可愛い (←注:しすこん)

私 「ふーん。 …なんか胸元のリボン、結び方が小さくない?」
姉 「え、えっとね〜 …実はちょっと太っちゃって、長さが、ね?」

  …お姉様、おムネが育つのは、太ったと言わなくていいと思いマスよ?

私 「はぁ、そうなんか。 ま、花見には良いチョイスだな。」
姉 「うふ♪ 褒めても何も出ない… あ、おみやげがあるんだった」
私 「花見のおみやげ?」
姉 「じゃーん♪」



  萌えるゴミ袋



    あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

    『おれは姉の前で茶を飲んでいたと
    思ったらいつのまにか吹いていた』

    な… 何を言ってるのか わかるだろうと思うが
    おれは何でこれが土産なのかわからなかった…

    居間の空気がどうにかなりそうだった…

    いたずらとか嫌がらせとか
    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

    もっと想像の斜め上を行く天然の片鱗を味わったぜ…

    (ポルナレフAA略)


私 「…お姉様、これは?」
姉 「だから、おみやげだよ?」

  そんな『嬉しくないの?』って感じで首を傾げられても…

私 「なぜに、これが花見のみやげ?」
姉 「桜が咲いているところで、学生さんが売っててね、なんか絵が可愛かったから」
私 「ソウデスカ…」

  おねーちゃん、そんな天然さんは、このセカイに首をつっこんじゃダメだッ!

母 「なんだか、ゴミ袋にするにはもったいないねぇ」

  お母様、その反応は何かがチガうよ!

姉 「ダメだよ〜、ゴミ袋なんだから使わなくちゃ」
私 「使うんかい」


…天然って、スゴい
[姉]
[出来事]

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